inovator,early adopter, first follower
というコトバがあって、有り体に言えば
- 作る人がいて(inovator)
- 最初に当てはめる人(early adopter)がいて
- 最初に付いていく人(first follower)がいる
ということだ。
どの分野(あるいは、ニッチ)に属していても、ニッチを引っ張る人がいる。
引っ張る人に付いていく人がいる。
引っ張られていくのに引きずられる人がいる。
置いてきぼりにされる人がいる。
それだけなのだが、
最近どうも引っ張る人が流れを作るというよりも、
流れありきで、その波にのる人がニッチを先導している気がする。
その流れがいったい何なのか。
非常に疑問に思うのだけど、最近思うのはその流れの原因の一つは、バランスかもしれないと思う。
ヘビーウェイトの方向に傾きすぎれば、ライトウェイトの方向に傾ける人がいるということになる。
ライトウェイトの方向に傾きすぎれば、ヘビーウェイトへの回帰にいたる場合もあるだろう。
では、ちょうど真ん中でバランスを取るのが一番良い戦略なのでは。
という議論もあるのだけれど、
どうやらそれは、一番まずい戦略のような気がする。
なぜなら、バランスを取りすぎる人間はバランスを取ることばかりに必死になる場合が多いからだ。
何にしろ、ある程度の傾きや偏向があるから物事は面白いのではないか。
と当たり前すぎるほど、当たり前なことを考えるわけだ。