2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりに永遠という言葉を実感した

人間の記憶なんていい加減なものだ。ある日、会社帰りの満員電車で 疲れたサラリーマン(僕もそうだ)が口を開けて寝ていただけなのだ。 そして、その口の開け方がまるで死人のようで、 それで、ダイビングした友人を思い出したのだ。死んだ友人を思い出した瞬…

どうしても死人の顔は似るものだ

友人達の死に顔を見るたびに、僕はそう思う。 寝ているとしか思えない。 そして、寝ているときに口を開ける癖のある人間がいるように やはり死人の顔で口を開けている人もいるし、口を閉じた人間がいる。 それだけなのだ。 ただ、ダイビングした友人の口は堅…

ある夜明け前、僕の友人は7階からダイビングした

彼が死んで、もうすぐ4年が経とうとする。 友人達が死んでいくたびに、僕は何かしらの決意をしているらしいのだが、 それが果たされたことはない。 ただ、なるべく関わった人間には精一杯優しくするようにはしている。 優しくしたからといって何がどうなると…

僕にとっての永遠という言葉は、非常に死という言葉と近い気がする。

ある時に厄年という話になって、24歳と41歳が厄年だということを確認するやりとりがあった。 ある人が僕に向かって君の24のときの厄年はどうだったのと聞いてくれた。 「周りの人間が死にましたね。それから、人間同士の感情の泥沼に巻き込まれました」 と僕…

という人間の時間感覚はどうなるのだろう

僕の時間感覚は知っている人は知っていると思うけど、かなりルーズだ。 時間の把握=空間の把握 という等式が成り立つとすれば、まぁ、単純な論理的な帰結になるわけだ。

わすれてしまう前に

人間の時間感覚は、遠い、近いという物理的な空間(僕は距離だと思うんだけど)認識の上に成り立っているらしい。 僕は1500m走で6分を切ったことがないくらい、長(?)距離走が苦手だ。 それから、僕は数学の立体求積が非常に苦手だ。という人間が、空間の長短を…

でもまぁ

やっぱり、きのう見かけた14歳くらいの女の子は、やっぱり、 ある意味で、僕と同じ(やだなぁ、オヤジだなぁ言い回しが)く てんぼーが見えないんだろうなぁと思う。うーん。それに気がついたりしてみると、自分はなんか としとったなぁ。とも思う。 僕はもう…

日常が延々と続くことに対して

ある夜、僕は自分の中に続く日常に対して少々倦んでいることに気づく。 「倦む」=「飽きる」 という意味らしい。 自分が何かをすることに対して少々冷めていることに気がつく。 自分が何かをしてそれが意味があることとは思えない。「それ」がクールであるか…