2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2004年は、観測史上平均気温がもっとも高かった年だそうだ。

夏も暑かった。 うざいくらい暑かった。 死ぬほど暑かった。 もういやっていうほど暑かった。おかげで、あせもができる。かゆい。冷房と天然暖房(少々設定温度高すぎ)の間で行き来する間に体が疲れる。 なぜ、疲れるかと言えば温度差が38度と28度で10度違え…

外を見ると、雪が音もなく降っている。

隣の老人ホームの屋上を見るとすでに積もりかけている。 寮のトイレで後輩に会うと、実家に帰らないのかと聞かれる。 「ああ、帰るよ」 と答えると、 「早く帰らないと、新幹線止まりますよ」 と言われる。ああ、それもそうだ。吹雪の中、最寄り駅へ。 歩い…

僕が予備校生だったのが、1995年だったから、

もう10年が経とうとしている。 年齢を経ることの良さは、 時間のスパンが10年単位になっていくことかもしれない。20年、30年、積み重ねていくために10年は一つの単位にはなるんだと思う。 ただし、人間は100年を単位にすることはできない。 多分、100年単位…

仕事納め

・・とは、言っても周囲が4人ほどだったので結構寂しい仕事納め。

この話ちょっと続きます

ちょっと考えはじめたら面白いので2,3回不定期に書き続けようと思います。

国家百年の長計ね

国家百年の長計とは言うけれど、 政府の方々がどのように100年後を考えているかを考えているのか ふと疑問に思う。 別に、天下、国家を語るつもりもないので、個人的に好き勝手に想像を膨らませてみる。改めて考えてみると、100年後はどうも想像が及ばない。…

3年前のある冬の晩、僕と友人はミスドで話す。

クリスマスの晩、深夜の電車に乗っていたらふと、3年前のことを思い出した。院生時代のある深夜、金沢にあるミスタードーナツで友人と話し込んでいた。 研究に行き詰まった僕は、深夜に研究室を抜け出して息抜きというわけだ。友人とは雑多なことをひたすら…

職場の先輩に聞いてみた。

「〜さん。クリオネって大きくなったらなになるか知っていますか?」「ん?あれは、そのまんまだよ。プランクトンで巻き貝の一種なんだろ。」・・・・・・・・・・・・・知らなかったのは僕だけらしい。

クリオネは大きくなると何になるんだろう。

以前、水族館に勤めていた友人の父親に、 「クリオネって大きくなったら何になるんですか」 と聞いたら、 「大王イカだよ」 とにっこり笑って答えてくれた。 僕は心底驚いた。友人の父親は、黒い縁の眼鏡をかけていて 非常に優しそうな印象の人だった。 白髪…

アクアリウム挿話

いかつい顔をして、僕を出迎えてくれるオオカミウオ 鏡を使って壁面に光をあてて左右させると、 一緒に左右に首を振ってくれる皇帝ペンギン。 水の抵抗が一切ないんじゃないかと疑うほど、しゅるると泳ぐイルカ2頭。 ひとまず食欲を内面に閉じこめようとする…

揺らされるということ

感情が揺らされることに弱い。 特に僕は感情の起伏が激しい。 もちろん、幼少期からの揺れと比べて振幅が 小さくなっているとは思う。ただし、上限の感情と下限の感情を繰り返し行ったりきたりされると、 徐々に感情の振幅が大きくなって、ころっとだまされ…

「自分のことだけを考えられる時代はすごく幸せなことなんだよ」

と今日、ある人から言われた。そこから、今日書いたようなことを考えた。それだけだ。

「あの多感だったころ」

という表現もあるけれど、今も今なりに傷つくこともあるし、 昔は傷つかなくても今の方が傷つくこともあるんだろう。ピーターフランクルが、 「大道芸人だった頃、人から拍手をもらうのは至難の業だった。 でも、今は講演に行くと、うやうやしく出迎えられ会…

自分を考える

以前、糸井重里が 「やっぱりね、自分を好きでないと人生楽しくないよね」 という話をしていた。 自分が好きとか嫌いとかは、よくは考えたことがない。「自分が自分であることに慣れすぎて、 それ以外の存在であることを想像するのが難しい」 とは、村上春樹…