夏も暑かった。 うざいくらい暑かった。 死ぬほど暑かった。 もういやっていうほど暑かった。おかげで、あせもができる。かゆい。冷房と天然暖房(少々設定温度高すぎ)の間で行き来する間に体が疲れる。 なぜ、疲れるかと言えば温度差が38度と28度で10度違え…

隣の老人ホームの屋上を見るとすでに積もりかけている。 寮のトイレで後輩に会うと、実家に帰らないのかと聞かれる。 「ああ、帰るよ」 と答えると、 「早く帰らないと、新幹線止まりますよ」 と言われる。ああ、それもそうだ。吹雪の中、最寄り駅へ。 歩い…

もう10年が経とうとしている。 年齢を経ることの良さは、 時間のスパンが10年単位になっていくことかもしれない。20年、30年、積み重ねていくために10年は一つの単位にはなるんだと思う。 ただし、人間は100年を単位にすることはできない。 多分、100年単位…

・・とは、言っても周囲が４人ほどだったので結構寂しい仕事納め。

ちょっと考えはじめたら面白いので2,3回不定期に書き続けようと思います。

国家百年の長計とは言うけれど、 政府の方々がどのように100年後を考えているかを考えているのか ふと疑問に思う。 別に、天下、国家を語るつもりもないので、個人的に好き勝手に想像を膨らませてみる。改めて考えてみると、100年後はどうも想像が及ばない。…

クリスマスの晩、深夜の電車に乗っていたらふと、3年前のことを思い出した。院生時代のある深夜、金沢にあるミスタードーナツで友人と話し込んでいた。 研究に行き詰まった僕は、深夜に研究室を抜け出して息抜きというわけだ。友人とは雑多なことをひたすら…

「〜さん。クリオネって大きくなったらなになるか知っていますか？」「ん？あれは、そのまんまだよ。プランクトンで巻き貝の一種なんだろ。」・・・・・・・・・・・・・知らなかったのは僕だけらしい。

以前、水族館に勤めていた友人の父親に、 「クリオネって大きくなったら何になるんですか」 と聞いたら、 「大王イカだよ」 とにっこり笑って答えてくれた。 僕は心底驚いた。友人の父親は、黒い縁の眼鏡をかけていて 非常に優しそうな印象の人だった。 白髪…

いかつい顔をして、僕を出迎えてくれるオオカミウオ 鏡を使って壁面に光をあてて左右させると、 一緒に左右に首を振ってくれる皇帝ペンギン。 水の抵抗が一切ないんじゃないかと疑うほど、しゅるると泳ぐイルカ2頭。 ひとまず食欲を内面に閉じこめようとする…

感情が揺らされることに弱い。 特に僕は感情の起伏が激しい。 もちろん、幼少期からの揺れと比べて振幅が 小さくなっているとは思う。ただし、上限の感情と下限の感情を繰り返し行ったりきたりされると、 徐々に感情の振幅が大きくなって、ころっとだまされ…

と今日、ある人から言われた。そこから、今日書いたようなことを考えた。それだけだ。

という表現もあるけれど、今も今なりに傷つくこともあるし、 昔は傷つかなくても今の方が傷つくこともあるんだろう。ピーターフランクルが、 「大道芸人だった頃、人から拍手をもらうのは至難の業だった。 でも、今は講演に行くと、うやうやしく出迎えられ会…

以前、糸井重里が 「やっぱりね、自分を好きでないと人生楽しくないよね」 という話をしていた。 自分が好きとか嫌いとかは、よくは考えたことがない。「自分が自分であることに慣れすぎて、 それ以外の存在であることを想像するのが難しい」 とは、村上春樹…

人間の記憶なんていい加減なものだ。ある日、会社帰りの満員電車で 疲れたサラリーマン(僕もそうだ)が口を開けて寝ていただけなのだ。 そして、その口の開け方がまるで死人のようで、 それで、ダイビングした友人を思い出したのだ。死んだ友人を思い出した瞬…

友人達の死に顔を見るたびに、僕はそう思う。 寝ているとしか思えない。 そして、寝ているときに口を開ける癖のある人間がいるように やはり死人の顔で口を開けている人もいるし、口を閉じた人間がいる。 それだけなのだ。 ただ、ダイビングした友人の口は堅…

彼が死んで、もうすぐ4年が経とうとする。 友人達が死んでいくたびに、僕は何かしらの決意をしているらしいのだが、 それが果たされたことはない。 ただ、なるべく関わった人間には精一杯優しくするようにはしている。 優しくしたからといって何がどうなると…

ある時に厄年という話になって、24歳と41歳が厄年だということを確認するやりとりがあった。 ある人が僕に向かって君の24のときの厄年はどうだったのと聞いてくれた。 「周りの人間が死にましたね。それから、人間同士の感情の泥沼に巻き込まれました」 と僕…

僕の時間感覚は知っている人は知っていると思うけど、かなりルーズだ。 時間の把握＝空間の把握 という等式が成り立つとすれば、まぁ、単純な論理的な帰結になるわけだ。

人間の時間感覚は、遠い、近いという物理的な空間(僕は距離だと思うんだけど)認識の上に成り立っているらしい。 僕は1500m走で6分を切ったことがないくらい、長(?)距離走が苦手だ。 それから、僕は数学の立体求積が非常に苦手だ。という人間が、空間の長短を…

やっぱり、きのう見かけた14歳くらいの女の子は、やっぱり、 ある意味で、僕と同じ(やだなぁ、オヤジだなぁ言い回しが)く てんぼーが見えないんだろうなぁと思う。うーん。それに気がついたりしてみると、自分はなんか としとったなぁ。とも思う。 僕はもう…

ある夜、僕は自分の中に続く日常に対して少々倦んでいることに気づく。 「倦む」=「飽きる」 という意味らしい。 自分が何かをすることに対して少々冷めていることに気がつく。 自分が何かをしてそれが意味があることとは思えない。「それ」がクールであるか…

タイトルの言葉は、武満徹の晩年の言葉。 僕も同じような言葉をはきたくなる。

困った。最近日記書いてない。 ２ヶ月も何さぼってたんだろ。

おそらく、足が止まっているからだろう。

今日も卓球。

日曜日の雨はどれだけの人を家に足止めさせるのだろうか。

確かに盗まれて、8000円は失ったが、よく考えみれば授業料とも思えなくもない。 何らかモノがあったときには、それぞれ深さがあることを改めて認識する。 特に自転車なんて、結構、本格的にやっている人が多いから、 極めると結構楽しいんじゃないかなという…

なぜか、買ってある八画レンチを使ってサドルを取り付ける。 それから、久しぶりに自転車を水洗いして、よく拭いてやる。 空気を入れて、油をさしてやる。

町田にある比較的大きめの自転車屋に行く。 サドルの置いてある場所に行くと、サドルの座る部分だけが並べられている。 ん？棒は何処だ？棒は一緒についているもんじゃないのか。と、店員が来たので、 「すいません。サドルが盗まれたんで買いに来ました」 …