2004-11-22から1日間の記事一覧

久しぶりに永遠という言葉を実感した

人間の記憶なんていい加減なものだ。ある日、会社帰りの満員電車で 疲れたサラリーマン(僕もそうだ)が口を開けて寝ていただけなのだ。 そして、その口の開け方がまるで死人のようで、 それで、ダイビングした友人を思い出したのだ。死んだ友人を思い出した瞬…

どうしても死人の顔は似るものだ

友人達の死に顔を見るたびに、僕はそう思う。 寝ているとしか思えない。 そして、寝ているときに口を開ける癖のある人間がいるように やはり死人の顔で口を開けている人もいるし、口を閉じた人間がいる。 それだけなのだ。 ただ、ダイビングした友人の口は堅…

ある夜明け前、僕の友人は7階からダイビングした

彼が死んで、もうすぐ4年が経とうとする。 友人達が死んでいくたびに、僕は何かしらの決意をしているらしいのだが、 それが果たされたことはない。 ただ、なるべく関わった人間には精一杯優しくするようにはしている。 優しくしたからといって何がどうなると…

僕にとっての永遠という言葉は、非常に死という言葉と近い気がする。

ある時に厄年という話になって、24歳と41歳が厄年だということを確認するやりとりがあった。 ある人が僕に向かって君の24のときの厄年はどうだったのと聞いてくれた。 「周りの人間が死にましたね。それから、人間同士の感情の泥沼に巻き込まれました」 と僕…